2019-01-01から1年間の記事一覧

本屋のセール

旅先で本屋に入るのが好きだ。 日本でも、外国でも、言葉がわかろうがわかるまいが、とりあえずはいってみる。 ハリーポッターシリーズを見て、この本どこにでもあるなあと思ったり(私が入ったほぼすべての本屋にあった)、郷土に関する本をぺらぺらめくっ…

ひとりでいること、だれかといること

移動にかかるお金が日本に比べて圧倒的に安い。 見るものすべてか珍しい。 気分転換。 理由はいろいろあるけれど、とりあえず留学に来て旅行ばかりしている。 それは、ヨーロッパに来たからには、いろんなものを見なければ、という強迫観念みたいなものと、…

結局どうしてほしい?

「Dobry den」(こんにちわ!) お店に入ると必ず、店員さんにこうあいさつされる。 日本の服屋さんみたいにめっちゃ話しかけてくるんやろか、やめてほしいな。。。(チェコ語わからないのもあるけれど、基本的に店員さんに絡まれるのが苦手です。笑) って…

ついつい言ってしまう言葉

「なんで千陽ってすぐ謝るの?」 って、かなりの確率でチェコ人の友達に言われる。 なんで?って言われても困るし、今まで言われたこともなかったなあ。 って思って、そろそろ二か月である。 最初は、通学定期を買うのを手伝ってもらったとき。 わたしのため…

近くて 遠い人

大人になるってどうすればいいねん

イーストサイドギャラリー ベルリンの壁

ほっとする幸せ

インスタ映えの反意語は?

わたしは、人苦手なさみしがりやです。 基本的には刺激が苦手で、新しい人間関係やそれをとりまく環境に飛び込むよりも、旧知の友人や家族とぬくぬく過ごしていけたらそれでいいかなあ、と考えている質です。 ひとりで、本を読んだりお気に入りの場所にふら…

表示と安心感

見知らぬ土地に一人で来て、地図とにらめっこしながら必死に自分がどこにいるか確認しているとき、わたしはとてつもなくさみしくなります。 スマホの画面上に示される位置情報を見れば、自分の居場所なんて簡単に確認できるけれど、それが実体のない架空の場…

同じことと違うことのグラデーション

なんでこんなに量が多いねん。ジャガイモ5キロ単位で売られても困るわ! この調味料は何に使うんや? この謎の形をした桃はなに? チェコに来て5日目ぐらいで、来たスーパーで右往左往。見たことのない食べ物が見たことのない分量で売られている。 ようやく…

思い出に残らない「観光のまなざし」

アーリは、「観光のまなざし」で、観光とは、メディアによって作られた間接的な体験を直接体験として確認する作業のことのことだ、と提唱しています(ちょっとざっくりしすぎてるかも)。 観光というのは直接的な体験、経験であるけれど、その行為のインセン…

再会のさみしさ

*若干のネタバレを含みます。たぶん。 *五つ数えれば三日月が、は、台湾出身の作家、李琴峰さんが書いた日本語の小説です。161回芥川賞の候補作にもなっています。よければリンクからチェックしてみてください。 五つ数えれば三日月が 作者: 李琴峰 出版社…

空を見上げて思うこと

ある国の名前を聞いたら、その国から来た人が思い浮かぶ。その国にいる友達が思い浮かぶ。 私の中で、そんな国は軽く10を超えるようになりました。 いったことのない国なのに、友達の出身の国だからというだけで、自分がふらっと旅行で行った国以上に親近…