同じことと違うことのグラデーション

なんでこんなに量が多いねん。ジャガイモ5キロ単位で売られても困るわ!

この調味料は何に使うんや?

この謎の形をした桃はなに?

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チェコに来て5日目ぐらいで、来たスーパーで右往左往。見たことのない食べ物が見たことのない分量で売られている。

 

ようやく見つけた見慣れた食材も、なんかどこか違う

 

サラダ油にひまわりの絵が描かれているのはどうしてだ?

コメが微妙に細長い。

チョコレート味のおかゆ。こんなんおいしいんかいな。

 

残暑を覚悟して渡欧したのに、すっかり秋になっていて、あわてて駆け込んだH&M

 

全部レースでできた下着に衝撃を受け(ちくちくしやんのかね?着心地悪そう)、その売り場の奥にあった秋服売り場。

日本とそんなにかわらんやろと思ったら、テナガザルに着せる服なんかと思うぐらいに袖が長い。着丈と幅はピッタリなのに...。

 

完全に自分の知らないものに出会ったときは、ただただ衝撃を受けるだけで終わるけれど、自分の慣れ親しんだものと似てるけれど違うものに遭遇した時の悲しさというか、さみしさは、結構大きいなあと思いました。

 

何でもかんでも大きかったり。

見たことのないような色の食べ物や飲み物が出てきたり。

ディズニーランドにありそうな石造りの建物が隙間なく並んでいたり。

 

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チェコでは、日本との完全な違いに衝撃を受けることのほうが多くて、悲しさやらさみしさやらを感じることは、ほかのアジアの国にいるときよりは少ないです。韓国で平べったい鉄の箸がうまく使えなかったり、白米にココナッツミルクがかけられたマレーシアの料理が口に合わなかったりしたときのショックのほうが大きいんですね。初めて知った。

 

見覚えはあるけど、知ってるけど、なんか違う。

この「なんか」は、些細なことに見えて、本人にとってはとても大きな違いなのですなあ。